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Geminiに再利用できる指示「スキル」、Gemは段階的に終了へ

Googleは、Geminiに作業の進め方を教える再利用できる指示「スキル」を、GeminiアプリとWorkspaceに広げると発表しました。スキルは今後Gemに代わる仕組みになり、Gemは段階的にサポートが終わります。

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Why It Matters

この更新が学びにどう関係するか

よく頼む作業の指示を部品のように保存し、組み合わせて使えるようになります。Gemを使っている人は、移行の日程を把握しておく必要があります。自分の仕事の手順を言葉にしてAIに渡す力は、生成AIを使いこなすうえで欠かせません。

公式発表で確認できたこと

  • スキルは、GeminiアプリとほとんどのWorkspaceアプリで、Geminiに頼むときにいつでも使える再利用できる独自の指示。
  • Gemと違い、スキルは会話の中で使い、1つの指示に複数のスキルを重ねて使える。
  • スキルはMarkdownを基本にしたオープンなSKILL.mdの標準に沿って作られ、ほかの場所で作ったスキルを持ち込める。
  • 11月17日にGemはGeminiアプリの設定パネルに移り、企業向けは早くて2027年3月1日、教育機関向けは早くて2027年6月1日にGemが使えなくなる。

スキルとは何か

Google Workspace Updatesによると、Geminiの進め方を指示する再利用できる指示文「スキル」が、今後数週間でWorkspaceの利用者に広がり、いずれ特定の作業向けの指示を作る道具としてGemに代わります。スキルは、GeminiアプリとほとんどのWorkspaceアプリで、Geminiに頼むときにいつでも使えます。

例として、ブログ記事の下書きのためのブランドの文体のスキルや、授業準備の時間を減らす授業計画のスキルが挙げられています。同じ指示の中で複数のスキルを使ったり、会話の途中で別のスキルを使ったりもできます。なお、現時点ではGeminiアプリとWorkspaceアプリの間でスキルは同期されず、両方で使う場合はそれぞれで作る必要があります。

Gemとの違い

Gemと違い、スキルは1つの会話の中で働くため、複数の独自の指示を同時に重ねて使えます。例えば、教員なら「学級だより」のスキルと「学校のブランドの指針」のスキルを組み合わせ、ビジネスの利用者なら「取引先の評価」と「役員向けメールの下書き」のスキルを組み合わせて、一度に作業を進められます。

また、スキルはMarkdownを基本にしたオープンな標準であるSKILL.mdに沿って作られています。そのため、ほかの場所で作ったスキルを、GeminiアプリやWorkspaceアプリに持ち込めます。

Gemの移行の日程と展開の遅れ

当面はGeminiアプリでGemを作って使い続けられますが、Workspace Studioで「Ask a Gem」の手順を含むフローは新しく作れなくなりました。2026年11月17日にGemはGeminiアプリの設定パネルに移ります。企業向けでは早くて2027年3月1日、教育機関向けでは早くて2027年6月1日に、Gemの作成・編集・利用ができなくなり、残っているGemはスキルの下書きに自動で移されます。自動移行の詳細は、少なくとも30日前に管理者へ知らされます。

10月13日の更新によると、Geminiアプリでのスキルの展開は始まりましたが、Workspace StudioとWorkspaceアプリへの展開は遅れています。Workspaceのスキルは18歳以上の利用者だけが対象で、Geminiアプリのスキルはすべての年齢で使えるようになる予定です。

Manapick編集部の使い方提案

スキルを作るときは、毎回同じように頼んでいる作業を1つ選び、目的、手順、出力の形を短く書き出すところから始めるのがおすすめです。小さなスキルを複数作って組み合わせる方が、大きな1つの指示より直しやすくなります。

Gemを使っている人は、移行の期限を待たずに、よく使うGemから順にスキルとして作り直しておくと安心です。GeminiアプリとWorkspaceでは同期されないため、どちらで使うかを決めてから作ると、管理の手間を減らせます。