Why It Matters
この更新が学びにどう関係するか
集計表は、読み手が理解しやすい順番に並べることで伝わり方が変わります。部署や工程の順番どおりに並べられると、報告資料をそのまま作りやすくなり、データを見せる工夫を学ぶ題材にもなります。
公式発表で確認できたこと
- ピボットテーブルの行や列の見出しを、表の上で直接ドラッグして並べ替えられる。
- 複数の行や列をまとめて動かせ、入れ子の子項目は親項目と一緒に動く。
- 独自の並び順は、ブラウザを閉じても、データの更新・絞り込み・配置の変更をしても保たれる。
- Excelから読み込むと昇順・降順に戻っていた独自の並び順が保たれ、Excelへ書き出しても残る。
昇順・降順以外の並べ方に対応
Google Workspace Updatesによると、Google Sheetsのピボットテーブルで、独自の並べ替えと手動での並べ替えができるようになりました。行や列をドラッグ&ドロップして、見せ方の都合や会社独自の階層に合わせた順番にできます。
これまでは、文字や数字の昇順か降順に限られていました。今回の更新で、例えば部署の並びや工程の順番など、決まった順番どおりに集計結果を並べられます。
4つの新しい操作
1つ目は、表の上で行や列の見出しを直接つかんで動かす操作で、落とす位置が分かる目印が表示されます。2つ目は、複数の行や列を選んでまとめて動かす操作です。
3つ目は、入れ子になった子項目が親項目と一緒に自動で動き、開いたり閉じたりしても構造が保たれることです。4つ目は、独自の並び順が、ブラウザを閉じた後も、データの更新、絞り込み、配置の変更をしても保たれることです。
Excelとの互換性と展開時期
Excelとのやり取りも大きく改善されました。これまでは、手動や独自の並び順を設定したピボットテーブルを含むExcelファイルを読み込むと、昇順か降順に戻っていました。今後は独自の並び順がそのまま保たれ、Excelへ書き出しても残ります。
管理者向けの設定はなく、すべてのGoogle Workspace利用者と個人のGoogleアカウントで使えます。展開は即時リリースのドメインで2026年9月22日から、計画的リリースのドメインで10月5日から始まり、それぞれ最大15日ほどかけて表示されます。
Manapick編集部の使い方提案
ピボットテーブルを報告に使うときは、数字の大きさ順と、読み手がなじんでいる順番のどちらが伝わりやすいかを考えることが大切です。同じ集計を両方の並べ方で作り、上司や同僚に見せる場面を想像して比べてみてください。
Excelでピボットテーブルを学んでいる人は、Excelで独自の並び順を設定したファイルをSheetsに読み込み、順番が保たれるかを確かめる練習がおすすめです。ソフトをまたいだ作業に慣れておくと、職場での資料の受け渡しが楽になります。