Why It Matters
この更新が学びにどう関係するか
メールの中から必要な情報を探す時間は、仕事の中で意外に大きな負担です。質問の形で検索できるようになると、検索語の選び方より、何を知りたいかを言葉にする力が大切になります。ただし日本の個人アカウントは対象外なので、使える条件を先に確かめる必要があります。
公式発表で確認できたこと
- Gmailの検索欄に自然な言葉で質問すると、メールを読み込まなくても簡潔な要約と答えが表示される。
- これまでは英語設定の米国の利用者に限られていたが、英語設定の有料プラン利用者へ世界的に拡大した。
- 個人向けのGoogle AI Plus・Pro・Ultraでは、欧州経済領域、英国、スイス、日本の個人アカウントが対象外。
- Gmail、Chat、Meetのスマート機能と、Google Workspaceのスマート機能の両方をオンにする必要がある。
検索欄で質問し、要点を受け取る
Google Workspace Updatesによると、Gmailの検索で使える「AIによる概要」の提供範囲が広がりました。この機能では、Gmailの検索欄に普通の言葉で質問すると、メールを一通ずつ探さなくても、簡潔な要約と答えが表示されます。
これまでは、言語を英語に設定した米国の利用者だけが対象でした。今回から、Gmailの言語を英語に設定している世界の有料プランの利用者に提供が広がります。
使うために必要な設定
管理者側では、GmailでのGemini for WorkspaceとWorkspace IntelligenceのGmailへのアクセスが有効になっていれば、初期設定でオンになります。
利用者側では、「Gmail、Chat、Meetのスマート機能」と「Google Workspaceのスマート機能」の両方がオンになっている必要があります。どちらかがオフの場合は、AIによる概要は使えません。
対象プランと日本での扱い
対象は、Business Starter、Standard、Plus、Enterprise Starter、Standard、Plus、Frontline Plus、教育機関向けのGoogle AI Pro for Education、AI Expanded Accessです。個人向けではGoogle AI Plus、Pro、Ultraが対象ですが、欧州経済領域、英国、スイス、日本の個人アカウントは除かれています。
展開は、即時リリースのドメインと個人アカウントで2026年9月3日から、計画的リリースのドメインで9月21日から始まりました。日本の会社や学校のWorkspaceアカウントの場合も、Gmailの言語が英語であることが条件です。
Manapick編集部の使い方提案
質問の形で検索するときは、「誰から」「いつごろ」「何について」を入れると、知りたいことが伝わりやすくなります。AIの要約は便利ですが、大事な日付や金額は必ず元のメールを開いて確かめてください。
日本語設定の環境では使えないため、日本の利用者は検索演算子を使った通常の検索を身につけておくことも大切です。差出人や期間で絞り込む基本の検索を覚えておけば、AIの機能が使えない場面でもメールを素早く探せます。