Why It Matters
この更新が学びにどう関係するか
大きなデータを扱うと、表計算ソフトの上限にすぐ届いてしまいます。上限が広がることで、ExcelやCSVの大きなデータをそのままSheetsで練習や分析に使いやすくなり、データを分割する手間も減ります。
公式発表で確認できたこと
- セル数の上限が最大1,000万セルから最大2,000万セルに増えた。
- 上限は新規、既存、読み込んだファイルに適用され、ExcelやCSVの読み込みも含まれる。
- 利用者の設定は不要で、作成・拡張・読み込みのときに自動で適用される。
- 読み込むファイルのバイト数の上限も、近く引き上げる予定とされている。
1ファイルで扱えるセルが2倍に
Google Workspace Updatesによると、Google Sheetsのセル数の上限が、これまでの最大1,000万セルから最大2,000万セルに増え、正式に提供されました。Googleは、Sheetsを高性能で反応が速く、規模を広げられる表計算ツールにするための改善の一つと説明しています。
新しい上限は、新しく作るファイルだけでなく、既存のファイルや読み込んだファイルにも適用されます。一から表を作る場合も、既存のブックを広げる場合も、1つのスプレッドシートで最大2,000万セルまで扱えます。
ExcelやCSVの大きなデータも読み込みやすく
公式発表では、Microsoft Excelの.xlsx形式やCSVファイルから大きなデータを読み込む場面も対象に含まれると明記されています。これまで上限に届いていたデータも、1つのファイルにまとめやすくなります。
さらにGoogleは、ほかの表計算形式から読み込むファイルのバイト数の上限も、近く引き上げる予定だとしています。ただし、具体的な数値や時期は今回の発表には書かれていません。
設定は不要、展開時期と対象
管理者向けにも利用者向けにも設定はありません。表を作るとき、広げるとき、読み込むときに、新しい上限が自動で適用されます。
展開は、即時リリースのドメインで2026年9月10日から、計画的リリースのドメインで9月28日から始まり、それぞれ最大15日ほどかけて表示されます。対象は、すべてのGoogle Workspace利用者、Workspace Individualの契約者、個人のGoogleアカウントの利用者です。
Manapick編集部の使い方提案
セル数が増えても、表が大きくなると、動作が重く感じられる場合もあります。大量のデータを扱うときは、元データのシートと集計用のシートを分け、必要な列だけを使う設計にすると、後から見直すときにも分かりやすくなります。
データ分析を学ぶ人は、公開されているCSVデータを読み込み、ピボットテーブルで集計する練習から始めるのがおすすめです。データがさらに大きくなった場合に備えて、Power BIのような専用ツールの考え方にも少しずつ触れておくと、次の学習につなげやすくなります。